僕の経歴(ヤバすぎ)をご紹介します
お酒に支配された僕の半生(風俗店・店員編)
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風俗店店員のお仕事
1日の流れ
最初に勤めたお店の1日はこんな感じでした。
【風俗店・店員の1日】
社訓を大声で唱和する。
昨日の反省点をそれぞれ発表する。
今日の予定(役割)を命令される
夜の部の営業準備
備品の買い出し等
無料の食事(調理のおばちゃんがいて、とても美味しかったです。)
帰宅
営業中もそれぞれの役割がありました。
- フロント:いわゆる客引き(ヤ〇ザ・泥酔者・警察の侵入を防ぐ役割もある。)
- 受付・リスト業務:お客様から料金を貰う・どのキャストに接客してもらうかを判断する・接客時間の管 理・キャストの様子を見る。(体調不良やその日のテンションなど)
- ホール:接客シートの後片付け・お客様の案内・ホール巡回(悪さをするお客様を監視する)

新人の時はホール業務からスタート。
慣れてくると、全ての業務を出来るように教えられました。
1日に200万円を売り上げる日もありました。
休日にも社用車に乗れたので、所有していた古いスポーツカーは車検切れのタイミングで廃車にしました。
風俗店の決まり事
お店によって違うと思いますが、僕が勤めていたお店には独特な決まり事がありました。
- 男性社員とすれ違う時は『オス!』と言わなければならない。
- 送迎車の中でキャストに話かけてはならない。(キャストから話しかけられた時にのみ対応する)
- 幹部社員以外はキャストと連絡先の交換をしてはならない。
- キャストとお付き合いしてはならない(罰金50万万円+降格処分or解雇)
- 朝礼や会議などでは常に大声
特に男性社員と女性社員の交際には厳しかったです。
どうしてでしょう???
店内で恋愛関係になると、必ず男性社員か女性社員のどちらか、または二人とも辞めてしまうからです。➡ 100%絶対そうなります。
人気のキャストや有能な社員が辞めてしまうと、お店は大損害だからです。

中には罰金50万円を払ってまでも
結婚したカップルがいました😨
人間関係はとても良かったです。
沖縄や九州、大阪などから僕と同じように流れ着いた同僚たち・・・
仕事帰り、一緒に缶ビールを飲みながらお互いの境遇を語り合いました。
一番ツラかったのは、飛んでしまった(無断退社)した同僚やキャストの寮(アパート)を片付ける事でした。

相談してほしかったな・・・
出て行く前、吞んで暴れたのでしょう。缶が散乱し部屋はメチャクチャで、布団に亡くなってしまったペットを寝かせて飛んでしまった人もいました。
いつも残された荷物を片付けながら、しんみりしてしまうのでした😥
性的サービスをするお店には、法律で決められた地域が定められています。
多くのお店は、単なる飲み屋さんの名目で営業許可を取り、許可を得た後に店内を改造(ついたてを高くする・店内を暗くする等)して性的サービスをしています。
いくら風営法の許可があると言っても、名目が違えば違法になるという事です。
よく報道される「指定区域外営業で逮捕」というニュースは、改造店舗に当たります。
禁断の果実
当時の僕は物覚えも良く従順で動きも素早かったので、早い段階で昇格し責任のある仕事も任せて貰えるようになりました。
そんな中一番やってはいけないこと、キャストとの交際をしてしまいました。

店にバレなきゃいいのよ
大丈夫よ!

だよねー😍
仲間を裏切っている後ろめたい気持ちが常にありました。
一人暮らしの寂しさもあったと思います。
彼女は僕の見た目よりも、性格や生き方をとても強くキョーイクしてくれました。

あんた八方美人すぎるよ。
優しくするのは大事な人にだけでいいのよ。
しかもいつまでこんな仕事するつもり?
何か資格でも取りなさいよ😤

わかりました・・・
当時22才だった彼女は既に多額の預金を持っているそうで、自分の夢に向かってこの仕事をしているという事でした。
『〇〇ちゃん、夢は叶った?』

しかし、こんな交際も長くは続きませんでした。
お店にバレたんです😥
寮に突然店長が現れ、引きずり回されました😱
その後、髪の毛を鷲づかみにされ、水道水を頭から被せられました🥶
『目を覚ませ!部長や社長には黙っててやる!』
店長の温情でした。罰金50万円も降格処分もありませんでした。
ですが、香川県高松市の高松店へ人事異動になりました。
瀬戸大橋を渡って
突然の出来事
高松のお店でも仕事の内容は同じなので、すぐに馴染むことが出来ました。
はじめて住む高松の街も住みやすく、地元にいる幼い娘の事も忘れがちになってきていました。
岡山店にいた頃の彼女の言いつけを実現しようと、お金を貯めてまずは寮を出て、市内中心部から離れた郊外へ自分でアパートを借りました。
次に20万円もしないボロボロの軽自動車を購入しました。
その後、通信教育で宅地建物取引主任者の勉強を始めました(無謀です)😅
けんしろ★28才。この頃も帰りの運転はいつもドリンクホルダーにビールを入れていました。

少しだけ金銭的に余裕が出てきました
そんなある日、フロント業務(客引き)を担当していた僕は、こちらに近づいてくる男性を発見!
声を掛けるタイミングを待っていました。
「お父さんだ・・・」
店内に逃げ込みました。
父はお店の前を素通りしたようでした。
ですが、少し離れた場所にある事務所から電話があり、父が来ているとの事を言われました。
どのような方法で僕の居場所を調べたのか分かりません。
幼い娘と元妻も一緒でした。
大喜びする娘・・・抱っこの感覚。
切れていた娘との糸が再び繋がりました。
2002年2月
高松店に異動になって約8ヶ月が経過した頃です。
僕は高松店の店長があまり好きではありませんでした。
そんな中、2月始めの人事で僕の後輩が僕よりも上の役職に就く事が発表されました。
その日はもう一つ違う問題も抱えていました。
僕のイライラは頂点に達してしまいました。
店長と話し合って、その場で会社を辞めてしまいました。

情けないです😞
帰り道に缶ビールの6本セットを買い、飲みながら帰宅したことを覚えています。

アパートで缶ビール6本を全部飲み干し、カクテルを勉強しようと思い買っていたウォッカをストレートで飲みはじめました。
大音量でケツメイシの『花鳥風月』を繰り返し流していました。
高松で出会った彼女が好きな曲でした。
その日は彼女がソープランドへ初出勤した日でした。
彼女は貧乏な家庭で育ち、沖縄から静岡へそして高松へ来ていました。
「妹を大学へ行かせてあげたいの。」
僕は知り合いを通じて、50万円の貸し付けを条件に岡山県の別の店から引き抜きをされていました。

50万円は僕が何とかするから
ソープランドへは行かないで😭
僕と一緒に岡山へ行こう!
彼女は受け入れてくれませんでした。
『誰にも頼りたくないの・・・』
午前1時頃だったか、初仕事を終えた彼女から着信がありました。
「彼女の話なんて聞きたくない。」もうすでにベロンベロンでした。
僕は当時の二つ折り携帯を半分にポキっと折ってしまいました。
『〇〇、あの時はゴメンね。お疲れさまって言えなかった。』
高松北警察署
携帯を折った後、ウォッカの瓶を股に挟み、ボロボロの軽自動車を運転し高松市の中心部を目指しました。
あまり好きではない店長と、僕より先に昇格した後輩のいる店へ車を横付けしました。
営業が終わった店内は、店長と先輩社員の2人だけが残っていました。
僕は大声を上げて店内の壁やカーテンや、あらゆる物を壊しました。
先輩社員と掴み合いになり、やがて何台もパトカーが到着し、警察へ連行されました。
警察署内でも暴れようとしましたが、警察官に羽交い締めにされました。

お店は、全額弁償するなら
被害届を出さないって言ってるぞ

¢£%#&□△◆■!?
◎$♪×△¥●&?#$!
話にならないので、警察署のソファーでその日は寝させて頂きました。
普通なら逮捕され、罪に問われるでしょう。
ですが、何の罪にも問われず翌日には釈放されました。
しかも、弁償は1月分の未払い給料全額との相殺で良いという事でした。

今でも飲み屋街でお仕事をされている姿をお見掛けします。
『〇〇さん、大変ご迷惑をおかけしました。すみませんでした。ありがとうございました。』
これだけの言葉では足りませんね😢
これからもお酒を辞め続けて、アルコールによる被害が少しでも減るように、お手伝いをさせて下さい。
よろしくお願いいたします。
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